誤ってnoindexを設定してない?noindexメタタグの設定は注意が必要

こんにちは。管理人のakiです。ご訪問ありがとうございます
aki
「noindex」メタタグは、検索エンジンによるインデックスを拒否するためのタグです。
ところが、このnoindexを誤って設定してしまうと、検索結果画面に全く表示されなくなってしまうという、思わぬトラブルを起こすことがあります。
今回はそんな、ちょっと設定に注意が必要な「noindex」についてのお話です。
noindexってどういうものなの?
noindexとは、HTMLの<head>内に記載するメタタグの値の一つで、これが設定されたURLは検索エンジンにインデックスされなくなります。
noindexが設定されているURLは、原則としてどのようなキーワードで検索しても検索結果に表示されることがなくなります。
検索結果には表示されなくなりますが、ロボットによるページの巡回(クロール)は行われます。
巡回(クロール)は行われるため、そのページランクはつきます、またnoindexが指定されているページからのリンクは評価されます。
noindexとよく混同されがちなものに「robots.txt」というものがありますが、こちらはGoogleのクロールを拒否するもので、Googleはページの認識自体を行いません。
noindexメタタグの設定を解除
「noindex」メタタグは、検索エンジンにインデックスされたくないときに使用します。
検索されたくないWebページがあった場合に、HTMLソースコードの<head>内に、次のようにnoindexメタタグを記述します。
1 |
<meta name="robots" content="noindex"> |
この記述があるページは、検索結果に表示されません。
なかなか検索結果に表示されないときは、ソースコードにこのような記述がないか確認してみましょう。
また、サイト運営者の意思に関わらず、noindexが記述されている場合もあります。
例えば、WordPressでnoindex設定の解除を忘れてしまう場合などです。
何故このようなことが起こるのかというと、一般的には、新規のWebサイトを公開する前の段階では、noindexを設定して、公開時にnoindexの設定を解除するのですが、解除を忘れてしまった場合にこのような事が起こってしまうのです。
WordPressでnoindexの設定を解除するには、管理画面から「設定」→「表示設定」に進み、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを外し、「変更を保存」をクリックします。
▼WordPressでのnoindexを解除する
noindexの設定は注意が必要!
サイト内に内容の薄いページや不要なページが多くある場合に、noindexを設定すると、他のページへの評価が高まるという説が過去にありました。
しかし、この方法はあまり推奨出来る方法ではないと考えます。
noindexの設定は、かなり強いリクエストなので、設定のミスは致命的な状況を招きかねないからです。noindexを設定しなくても、内容の薄いページは改善すれば良いことだし、本当に不要なページならば削除すればよいのです。
サイト自体そのものは必要で、特別な理由で検索結果には表示させたくないページがある場合は、noindexを設定してもよいですが、それ以外の場合には慎重に検討することをお勧めします。
noindexのように検索エンジンに処理を指示する記述を「robots」メタタグといいます。
robotsメタタグには他にも以下のようなものがあります。
- noarchive
検索エンジンデータベースへの保存の拒否を指示するタグです。
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<meta name="robots" content="noarchive"> |
- none
インデックスとリンク先へのクロールの両方を拒否するタグです。
1 |
<meta name="robots" content="none"> |
- nofollow
ページ上に配置されているリンクがクロールされないように指示するタグです。
1 |
<meta name="robots" content="nofollow"> |
WordPressで「All in One SEO Pack」というプラグインを利用すると、個別の記事でnoindexの設定ができます。投稿ページまたは固定ページの編集画面の下部にある「この固定ページ/投稿にnoindexを使用する」にチェックを入れます。
まとめ
noindexの設定は特別な理由がある場合以外には、慎重に検討するようにしましょう。
その他の場合には、改善や不要であれば削除といった方法を検討することをお勧めします。
ここまでお疲れさまでした。